チャプター 14

カミラ視点

シルバーパックの癒やしの根と心を鎮める薬草の香りが部屋に満ちていた。窓は開け放たれ、森から吹き込む冷たい風が、夜の巡回隊の遠吠えを遠くから運んでくる。暖炉のそば、分厚いクッションの椅子にもたれ、私は膨らんだ腹に手を置いた。

この群れ――私の群れ――は、いつの間にか家になっていた。

もう私は、辱められ、捨てられた少女のカミラではない。

私はカミラ。シルバーパックのルナ。

そして、今の自分を誇りに思っている。

付き添いの侍女であるミラは、部屋の中をしなやかに行き来し、枕をふくらませ、カーテンを整え、ときおり姉のように温かな笑みを私に向けた。

「お好きな生姜茶をお持ちしまし...

ログインして続きを読む